歯周病治療

歯周病に関するこんなお悩みございませんか?

歯周病は、初期にはほとんど症状が現れません。以下のような症状がある場合は、中程度以上に歯周病が進行している可能性が高いと言えます。できるだけ早くご相談ください。

  • 歯がぐらぐらする
  • 歯ぐきの腫れ、出血がある
  • 歯が長くなったように見える
  • 歯ぐきが後退した
  • 起床時に口内にねばつきを感じる
  • 歯ぐきがむず痒いような気がする
  • 口臭が強い、強くなった
  • 症状はないが、予防に取り組みたい
  • 歯周外科治療に対応している歯医者で歯周病を診てもらいたい

当院の歯周病治療のポイント!

1患者様と歯科医師、歯科衛生士がタッグを組んだ治療

歯周病治療は、歯科医師と歯科衛生士が行うプロフェッショナルケア患者様に取り組んでいただくホームケアの両方に力を入れなければ、改善は見えてきません。
プロフェッショナルケアとホームケアの相乗効果で、歯周病の確実な改善を目指し、地道に、根気強く継続しましょう。

2経験豊富な歯科衛生士

経験豊富な歯科衛生士当院には、7人の歯科衛生士がおりますが、いずれも十分な知識と技術を持っています。アメリカの大学で行われた研修プログラムに参加するなど、患者様のために研鑽を積んでおります。患者様からも歯科医からも信頼される歯科衛生士が、確かな経験に基づいた適切なケアで、歯周病治療を支えています。

3歯科衛生士は担当制

歯科衛生士は担当制歯科衛生士は担当制です。いつお越しいただいても、担当の歯科衛生士が患者様につきます。
歯科医の指示、患者様のご希望・お悩みをリンクさせ、治療をサポートします。通院中の患者様からも「安心して話せる」「気になったことをききやすい」とご好評いただいております。

4薬で治す歯周内科

薬で治す歯周内科当院では、お薬で歯周病を治す「歯周内科」にも対応しております。
液体の歯みがき剤「ペリオバスター」抗生物質「ジスロマック」を使用し、スケーリングやルートプレーニングと組み合わせながら治療します。歯周内科は、患者様のご負担の少ない歯周病治療と言えます。

歯周病検査

歯周病の検査には、いくつかの種類があります。当院では、患者様にとって最適な検査法を選択し、ときに組み合わせながら、正確な診断に努めております。

レントゲン撮影

レントゲン撮影歯周病が進行すると、顎の骨が溶け出します。レントゲン撮影により、歯を支える骨(歯槽骨)の状態(質・量)を調べます。

歯周ポケット検査

歯周ポケット検査歯周ポケットの深さを測る検査です。ポケットが深いと、それだけ歯周病が進行していると言えます。また、この検査の際に出血があるかどうかも診断材料となります。

動揺度検査

歯周病が進行すると、顎の骨が溶けだし、歯がぐらつきます。そのぐらつきの程度を見て、歯周病の進行の状況を把握します。

顕微鏡検査

顕微鏡検査顕微鏡により細菌の種類と数を確認し、歯周病菌の繁殖の現状を知ります。

口臭検査

口臭検査歯周病は、強い口臭の原因となります。口臭が強い方は、それが歯周病と関係のあるものかどうかを確認します。

唾液検査

唾液検査歯周病の進行と関連性の深いヘモグロビン、LDH(乳酸脱水素酵素)の値の測定を、唾液検査から行うことができます。

歯周病進行別治療法

以下は、歯周病の進行の程度に合わせて、歯科医院で行う治療(プロフェッショナルケア)です。
いずれの場合であっても、患者様にはご自宅でも毎日のケア(ホームケア)に取り組んでいただきます。
プロフェッショナルケアとホームケアを両立させることで、高い効果が得られます。

歯肉炎⇒プラークコントロール

歯肉炎⇒プラークコントロール歯周病の原因は、プラークに潜む歯周病菌の増殖です。プラークは、私たちが生き、食事をする以上ゼロにはできません。その量を少ない状態でコントロールすることが重要です。
歯肉炎の場合には、まずはブラシやフロスを用いたプラークコントロールを行います。

軽度歯周炎⇒スケーリング

軽度歯周炎⇒スケーリングスケーラーと呼ばれる特殊な器具を用い、歯面や歯根に付着した歯石やプラークを除去します。
通常のブラッシングでは除去しきれない歯石やプラークをきれいに取り除きます。

中度歯周炎⇒ルートプレーニング

中度歯周炎⇒ルートプレーニング専用の器具を使用して、歯周ポケットの内部の歯根面の汚れを除去します。つるつるになった歯面は、プラークが付着しにくくなり、炎症が抑えられます。
スケーリングと合わせて行われることもあります。

重度歯周病⇒歯周外科治療

重度歯周病⇒歯周外科治療重度にまで進行した歯周病には、再生療法を含めた外科的治療にて対応します。

歯周病と全身疾患との関わり

歯周病により口内で炎症が起こると、サイトカインと呼ばれる物質が、血液を通して全身へと運ばれ、さまざまな悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
糖尿病、心疾患、アルツハイマー、脳卒中、肺炎などがその代表です。
また、歯周病の状態で妊娠することで、低体重児出産早産のリスクも上昇すると言われています。妊娠・出産をお考えの方は、事前に歯周病の有無を確認するためにも、当院にご相談ください。

監修:医療法人優俊会 みやけ歯科医院 理事長 三宅 勝俊